花粉症かな?セルフケアと注意点

食事で気をつけること

× 花粉症を悪化させる食べ物:生のトマト、牛乳、チーズ、メロン、ファーストフード、アルコール、ソーセージ、ハム、チーズ、砂糖、小麦粉、マーガリン、辛いもの

◎花粉症に効果的な食べ物:レンコン、わさび、バナナ、しそ、玉ねぎ、ふき、ヨーグルト、甜茶、きくらげ、青魚

セルフケアは?

  • マスク、メガネをする
  • 花粉のつきにくい生地の服を着る
  • 帽子をかぶる
  • 室内に入る前に服についた花粉をはたく
  • 空気清浄機の使用と掃除、室内干し
  • タバコをやめる
  • ストレスをためない
  • 運動する
  • ドアや窓をしめる
  • 帰宅後の洗顔・うがい・手洗い・洗眼
  • こまめにのど飴をなめる

 

運動は?

運動は軽めで。

ウォーキング、ヨガ、ストレッチくらいの軽めの運動が良いです。代謝アップ、体を温める、ストレス解消、快眠効果を目的にしましょう!

※水泳は疲労が激しく、鼻の粘膜も刺激されるため控えるべきかも。

 

遺伝で花粉症になるの?

可能性はあります。
父親のみが花粉症の場合、花粉症の子どもは23.4%
母親のみが花粉症の場合、花粉症の子どもは32.8%

アレルゲンであるスギやヒノキの花粉が体内に入ると、最初は抗体ができます。その抗体はIgE抗体と呼ばれています。

そうやって作り出されたIgE抗体は、アレルゲンとなる花粉が侵入してくる度にそれを排除しようとします。その働きが結果的にくしゃみや鼻水などの不快な症状を引き起こしてしまうのです。

IgE抗体」を体内でつくることが出来るかどうかは、遺伝によって決まっています。両親が花粉症であれば、その子供の7割が花粉症になります。

逆に両親が両方花粉症でなければ発症する確率はほぼ2割にまで下がります。69.3%が10歳までに、36.6%が5歳までに発症しているようです。

薬を飲みたくない方へ

ステロイド注射

1シーズン1回だけの注射で症状がすっきりするそうです。治す薬ではなく炎症を抑える薬です。

しかし、薬なので副作用はあります。
ホルモンバランスの乱れ、生理が止まる、内臓疾患、免疫力の低下、免疫の低下による感染症の誘発、精神の変調、緑内障、血糖値が上がる、骨がもろくなる、電解質異常、胃潰瘍、肥満

漢方

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
鼻水が辛い人は小青竜湯を使います。水分代謝を促進することで、くしゃみや鼻水などの症状にオススメ。

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
鼻水がでない人には葛根湯加川芎辛夷がおすすめです。鼻粘膜の腫れの改善へ導きます。鼻づまりもある方にも用います。

荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
のどのや鼻の乾燥がない人は、荊芥連翹湯がおすすめです。抗炎症作用、排膿作用により鼻づまりがある蓄膿症、慢性鼻炎の改善に役立ちます。

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)
のどのや鼻の乾燥がある人は、辛夷清肺湯が良いそうです。炎症を抑え、鼻に潤いを与えることで鼻の乾燥感のある方におすすめです。